ブログ BLOG
ロボット教室の生徒がくれた最高のプレゼントとは? そして別れと再会。
DATE : 2022.3.10
私が忘れることのできない生徒のひとりに、ペガサスで開講しているロボット教室に通って来てくれていたY君がいます。
彼は他の習い事の関係で、どうしてもロボットを続けることが出来なくなり、2018年、小4の冬に退会。
彼が去った後、とても寂しかったのを覚えています。
ロボット教室では、毎月1体ずつ新しいロボットを作ります。
しかし、当時小3だったY君だけは、3月に入っても、9月のロボット「ロボザウルス」をずっと作っていました。
組み方を間違ったり、落として壊したり、原因は何であれ、なかなか完成しません・・・。
「もう、この辺でやめて気分転換に新しいロボット作るか?」
何度かそう聞いてみましたが、「絶対にあきらめへん! 失敗することはいいことやし、オレ何回でもやるわ!」とY君。
常々、生徒には「失敗することは大切やで!」と口では伝えてきたものの、さすがに半年となると、こちらも見ていて実に辛いものです。
気になってお母さんに電話で伝えると、「どれだけかかっても構いませんので、やらせてあげて下さい」とのお返事。
そんな中でY君は何度も這いあがって、遂に完成の日を迎えました。
「やったぁ!!! 先生、出来た!!」
「俺、今までいろいろロボット作ってきたけど、今日が一番嬉しいわ!」
まるでかわいがっているペットを連れて帰るかのように、ロボザウルスを大事に抱きかかえて帰るY君の後姿が、とても感動的でした。
奇しくも、この日は私の誕生日。
私はY君から最高のプレゼントをもらいました。
あれから4年。
久しぶりにY君のお母さんから電話を頂きました。
「お久しぶりです! 中1になった息子が塾に通いたいと言っているので、ぜひお世話になりたいのですが・・・」
私はふと、Y君がロボット教室を辞める時に言っていた言葉を思い出しました。
「先生、もし塾に行く時は、絶対にペガサスに行きたい!」
その言葉は、今月、現実のものとなりました。
中学生になったY君は、心身ともに成長し、今月からペガサスの塾生として勉強をスタートしてくれています。
そして今日、私は誕生日を迎えました。
また、神様が私にすてきなプレゼントを運んできてくれました!
Y君、おかえり!
これからペガサスで楽しく勉強していこうな~(^^)v