ブログ BLOG
木幡中学校(宇治市)の「1学期中間テストなし」ということは?
DATE : 2022.4.28
新学期が始まってすぐ、保護者の方より「木幡中(宇治市)の5月の中間テストは行われない!」という情報を頂きました。
同じ宇治市内の黄檗(おうばく)中では、すでに3年前からこのような取り組みがなされていますし、全国的にもあちらこちらで「1学期の中間テストはなし!」という動きがみられますが、木幡中では(コロナ1年目を除くと)初めての取り組みのようです。
今週、すでに2者面談(保護者と先生)を終えた親御さんが、このことについて、担任の先生に聞いてきて下さったので、その要点を共有させて頂きますね。
●1学期は、連休、学校行事(中3は修学旅行も)などもあって、試験範囲が狭くなるため、今年は試験的に1学期の中間テストをなしにする。 ただ、結果次第では来年は元に戻ることがあるかも・・・。
●中間テストをやらない代わりに、小テストよりも重みのある「単元テスト」を実施する。 ただ、これは全科目ではないとのこと。 なお、テスト前の部活休みなどはない。
●1学期は6月22、23日に行われる期末テストの1回のみで、試験範囲はこれまでよりも広くなるので、しっかりと自主勉強をしておく必要がある。
この「1学期の中間テストはやらず、期末テストの1回のみ」ということが、どういう結果につながるのか、またこれがよい効果につながるかどうかはやってみなければわかりません。
科目によっても違うでしょうし、先生の力量や生徒個人個人によっても良し悪しは異なるかもしれません。
私は個人的には「単元テスト」はいいと思いますが、それも含めて「生徒の学習に対する姿勢」や「学びの質」、そして「試験に対する準備」に変化がみられるかがポイントだと思いますね。
しかし、今ここでハッキリとしていることは・・・
これからは、「試験前だけ勉強する」というやり方では追いつかない!
後回しは禁物。 「毎日コツコツ」が大事!
ということです。
この話を聞いたばかりの塾生の中には「やったー! 中間テストないらしいで」と喜んでいる子もいましたので、まだ状況が読めていない生徒はいるはずです。
今は学校の方針に対してあれこれいう段階ではありません。
「状況の変化にすぐ対応できるか?」ということが試されています。
ペガサスでも連休明けにすぐ「単元テスト」を実施します!